どこかの戦場。ロバ太郎はお腹を空かせている。武器しか食べる事が出来ないロバ太郎は戦場をウロウロしている。
瓦礫の下に、一人の少女が埋もれているのを見つける。その少女は息をしていない様子。
ロバ太郎はまた食べ物(武器)を探しにいくが、その時、その少女が突然起き上がった。
驚くロバ太郎、その少女は一体何者なのか?
この出会いが、二人の物語のはじまりだった。
その少女は目が見えず、そして言葉も話せない様子。ロバ太郎は、この少女をほっておく事が出来ない優しいロバだ。その少女を、ぶうかと名付け、包帯や食べ物を見つけてきては、お節介を続ける。そして、ロバ太郎は言葉を教えていく。
ぶうかちゃんは、ロバ太郎と出会い、どういう言葉を覚えて、どう成長していくのだろうか?