本日の夜実況。
5月に、ふと思い立ってなんとなくこの回を観ている。
だから、感想は変わらないのだけど。
王女に「仲間集めを通じて真琴は成長できる」という意図があったとしても。
「まず仲間を集めなさい」ぐらいまでは伝えてよかったのでは。妖精たちには伝えたけど肝心のキュアソードにも。
これを伝えなかった為に、まこぴーは一人でがんばる不器用な子になってしまったところがあったかも。
ふと思い立って、まこぴーのルーツと言ってよい回を視聴。
プリキュアたちの目的、まこぴーの正体や過去、初回アバン(キュアソード登場シーン)までの経緯等々。この回までに積もった様々な謎が、一旦全て明らかにされる序盤の節目の回。
人付き合いが不得手で不器用な一面がある一方、誰よりもプリキュアに相応しい誠実な、まこぴーの人物像がよくわかる回でもある。
「やめなさい!あなた達はトランプ王国とはなんの関係もないでしょ!」から、「お願い。みんなの力を貸して」にまで至るまでの、まこぴーの心の動きに感情を強く揺さぶられる。改めて、この回は40話に劣らない神回だったのかも知れない。
重要回に相応しい作画で、特にまこぴーの表情の凛々しさに惚れ惚れする。
作画監督を改めて確認。このシリーズのキャラデザである高橋晃氏ご自身と、のちにヒープリのキャラデザを務める山岡直子さんという、脅威のツートップ。
本日の夜実況。ここまでの回は序章、その締めくくりとでも言うべき回。
実質的な初回と言い換えても良い。今までツンツンしていた真琴が皆を信頼、真の仲間となる。美しい友情だ。
大きな運命を背負った真琴を応援したい。マナたち3人も、自分と同じ気持ちだったのだと思う。
そのマナ、ベールへの啖呵の中で「モチのロン」と言う。
この時点では特に重要でもないこの台詞に肉付けして、秋映画の脚本を仕立て上げたというのなら、山口さん流石の手腕だ。
最高のラストシーンだったぜ。
本日の朝実況。
これまでの回は全て、プリキュアたちの使命が明らかになるこの回に向けられたものだった。ある意味、実質的な初回と言える。
この荒れ果てた地を故郷と呼ぶ真琴。
王女と真琴の幸せな日々の回想にも、真剣な表情で仲間を助けを求める姿にも、改めて涙腺を刺激された。
何度も繰り返し観たこの回に、何故泣かされてしまうのだろう。
知り合ったばかりで、本来ならまだそれほど深い関係でもないはずの3人が、真琴の故郷を共に取り戻すことを誓った。キングジコチューは、今までご近所で暴れていたジコチューたちとは、格の全く違う敵。この敵と戦うことは「命を懸ける」ことと言い換えてもいい。
「友達を助けるのに理由なんて必要?」これは、マナを象徴する台詞のひとつ。マナが言うと「なんか調子の良いこと言ってるな、信用できるのか?」とはならず、妙な説得力があるのは何故だろう。この回にも度々見せる、あきれるほど強い胆力からだろうか。
かくして、正式な4人チームになったプリキュアたち。初めての4人バンクと、集合名乗り「響け、愛の鼓動!ドキドキプリキュア」が感動的。
この回までの真の主人公は真琴であるという持論。真琴が仲間と共に祖国に戻り、使命を改めて決意するまでの物語だった。
「誰かを助けるのに理由がいるかい?」って1話で書こうと思ってたら、忘れてました。
しかし、こんな序盤からベールレベルの敵か……
けれど、マナは頭良いし、メンタル強いですね。
あと、今までアイキャッチが使いまわしで気になっていましたが、4人揃ったので変更になったんですね。