サービス開始日: 2020-08-10 (658日目)
本日の夜実況。
改めて観るとすごくいい。脚本は香村さんとのことで、なるほど納得。
短時間とはいえ、キュアジェラートが闇落ちする。プリキュア同士が戦う展開は極力避けていると聞くけど、本当であればこの回はギリギリ。
ミサキさんは、空いた枠にワイルドアジュールを推薦したという。推薦の気持ち自体は本物だろうけど、空いたのが自分と同じ時間枠であることは当然知っていたわけで、あおいを「ぶっつぶす」強い意志を感じる。
経験の浅い中学生のボーカルが相手でも、見どころがあれば本気で向き合ってくれるミサキさんに好感。あおいを導こうというミサキさんの親心でもあるのだろうから、甘さがまったくない激辛関係にも見方を変えれば素敵な一面がある。
エリシオは、苦しみの正体は「嫉妬」であるとジェラートに言った。自分自身の嫉妬を否定せず、受け入れたのもあおいの成長。
また、ホイップは「ダイスキ」なステージを壊しても何も解決しないと言った。ステージは嫉妬ゆえの苦しみもある場所だが、歌が好きなあおいにとってはやはり「ダイスキ」な場所なのだ。
キュアロゼッタ生誕祭として視聴。
昨年の誕生日にもこの回を観ていたようだ。
キュアロゼッタの精神性がよく描かれているデビュー戦。
ジャンプコミックス、29巻から30巻にかけての収録分。
30巻の表紙裏コメントは三条先生。遂に30巻の大台に乗ったことと、記念のムック(のちの「パーフェクトガイドブック」)を制作していることについて。
ほぼ全編にわたり、ヒュンケルとヒムの決闘回。同様に高い熱量があった、ダイとハドラーの決闘回(72話)を思い出す。
原作では昇格後のヒムに「銀髪鬼」という異名があったが、その名はなくなった様だ。理由はわからない。
ここまで自分の感想を読んだ方は薄々ご承知だろうが、自分は昇格前のヒムに「いけすかない奴」という印象を持っていた。
サババでのノヴァとの対決で、概ね決着がついていた相手である凍りついたノヴァを、「笑いながら」砕こうとしたことで(48話)自分の中でのヒムへの印象は最悪に。熱血漢であるような描写もあったものの、ヒムの本性は戦闘狂であり、大魔王と変わらない強者論者の一面もあると受け取っていた。
「ぶざまに生き残るぐらいなら、美しく死んだほうがいい」という妙な美意識こそがまさに、ヒムのことを「いけ好かない奴」と感じさせていたのかも知れない。
かつて同様の美意識を持っていたヒュンケルを、「たとえ泥をすすってでも使命を果たす」戦士に変えたのはまずはアバン先生だが、その先生以上に「喜んで死にに行くような真似はやめて」と言ったエイミさんではなかったかと思う。ヒュンケルを戦士として成長させたのはエイミさんだった…とは言いすぎか?今回ヒュンケルが、パーティの仲間たちと同列にエイミさんのことも思い出しているのはとても良い。
そのヒュンケルが、ヒムを「教育」したとでも言おうか。自分の中でヒムというキャラは、この戦いを通してようやく、熱血漢という外面と齟齬のない好漢になった。「生命ではなく死を奪う」と、ヒュンケルがヒムを救ったシーンは感動的だったが。
そんな良シーンの最中に、マキシマム配下の残りの駒が飛来して、無慈悲な地鳴り音を立てて着地。
絶望的状況の演出としてはこれ以上なく、美味しいところを全て持っていかれてしまった。玄田哲章さんの好演にも強敵感があふれている。
自分探し回をそのままストレートに表したサブタイ、「自分を探す」。
表現者に必要なものは、やはり技術と世界観ということだろうか。
世界観とは、テーマなど表現の対象のこと。突き詰めるとそれは結局アイデンティティであり、サブタイで言っている自分探しはその為のもの。
英子もKABEも同じところで足踏みしていた。その為に、路上で自分と向き合ってみたり、ルーツをたどって初心を思い出してみたり。もっとも英子は、世界観だけでなく技術の不足も痛感していた様だけど。
このふたつは両輪であり互いに高め合う関係だから、自分探しの結果が技術を高めることであってもおかしくない。
なかなか結果が出ない地味な展開が続いているけど、表現には不可欠なこれらの要素を丁寧に描く構成に好感。
七海と仲良くなるにつけ、それ自体がフラグである気がしてならない。唐澤?
本日の朝実況。
既に人に「夢を与える存在」になっていたきららが、自分自身を捨てなければいけないという残酷な矛盾。
自分の夢を捨てることにより、プリキュアとしての力を失うことにもなりかねない。きららの夢がここで終わってしまうなら、気の毒すぎる。
きららとみなみは、最後の当番回が前後編構成という破格の扱い。
破綻がないことはもちろん、プリキュアたちの進路を丁寧に回収するシリーズ構成も、姫プリを良作にしている要素。
ソニア目当てで観始めた作品であることはともかく、3人の中での最推しは玲美。
その玲美の、待望の当番回。
「あたしに、そんな恩知らずになれと?」
自分はこのような人情回にはどうしようもなく弱い。あと、玲美の泣き表情の作画にもやられた。
玲美のソロ歌唱に対して、葵さんが淡々と言葉を返しているシーンはシュールだと思ったw
本日の夜実況。
シエルとビブリーの関係。最終的にもう少し意味を持たせられると良かったのだけど、この回自体は結構好き。
ビブリーに「ありがとうのひと言ぐらい言えんのか」と思わないこともないけど、感謝はしていたと信じたい。
これほどの良回、トロプリの放送後に振り返って観たことがなかった。
作監の森佳祐さんは、この回の後に37話の作監も担当されている。
この回でプリキュアたちは大地のリングを得たが、37話は海のリングの回。かような重要回2話の作監を任されたことからも、作画陣のなかで大きな存在感を持った方であったと想像する。
YouTubeで無料公開していたので、せっかくなので視聴。
こんな回でもヤラネーダ登場とか、フル変身バンクなどのノルマはきちんと守っててえらいw
本日の夜実況。
この回の女々しいゆかりに、あまり共感できない。切れ者っぷりを見せつける回のゆかりにはしびれるけど。
あきゆか好きにはたまらない神回だろうけど、自分にはそのような嗜好はあまりない。まぁ、いかにも坪田さんが好きそうという印象w
この回のお当番ではないシエルに、むしろ共感するところがある。
ゆかりの気持ちが第一で無意味な勝負に気乗りしないところや、分かり切ったことでも言葉にして伝えなければいけないことなど。
少しとっ散らかった回と感じるけど、今日の「良い」はシエルに対して。
ところで、シエルを立てすぎるとひまりの博士キャラを奪ってしまう。
ふたりとも好きなキャラなので、仲良く共存して欲しいところ。
桃ちゃんこと桃原先生、待望の再登場。
桃ちゃんの当番回だったと言っても、過言ではないだろう。
あはれが致死量、奥ゆかしあはれ、血中あはれ濃度、ニュークリアあはれファミリー、モストバリアブルあはれ(MVA)、起き上がりあはれ等々。花澤さんの怪演によりたくさんのあはれが生み出された様子が、まさしくあはれアンドをかしだ。
宮平先生が桃原先生を訪ねてきたのは心温まるいい話だけど、血まみれで寝てた桃原先生にひと言突っ込まないシュールさ。宮平先生は、この様な状況にもきっと慣れっこなのだろうと想像。
桃原先生の妄想の中で水瀬いのりさんが、無口キャラじゃない、普通に喋れるキャラを演じていて可笑しかった。
今さら気付いたけど、「阿波連さん」はあはれと掛けているのね。(ほんと今さらだなw)
ふたばがデレるお弁当エピソードがよかった。そういえば、この子も「はかれない」子だったのか。
ここのところは阿波連さんとのコミュニケーションもスムーズ。むしろボケツッコミのテンポがよすぎるぐらいで、「はかれない」物語だったことを忘れてしまいそうだw
本人と見分けがつかない精巧な人形すごい。
教えられればすぐにコツをつかんで、意外と何でもこなす阿波連さん。
特にボウリングは、ほんとに世界を目指せるかも知れないと思った。
妹だと思って観ていたが、まさかの弟。
本日の夜実況。
感想は前回通り。グレイブの、もはやスイーツとなんの関係があるのかよくわからないキャラっぷりはシュールで好き。
あと「ぜっこうちょう」ダジャレはなかなか上手いと思う。これを返されたら、校長ならずとも笑ってしまうのではw
本日の朝実況。なんとゆいの単独当番回。ネタバレあり。
劇中で大きく扱われた非プリキュアのキャラクターは何人かいたけど、本編での扱いが「正規のプリキュアと同格」とまで言い切れるキャラクターは、ゆいだけと思う。
ゆい本人が「プリキュアになりたい」と言ったこともあったが、あくまで「プリキュアではない一般人である」ことに意味があるキャラであるのが面白い。
ゆいが絶望を克服して、ゼツボーグの力を弱めるシーンで、その夢がとても強く大きなものであることを実感する。
のちのち最終局面では、絶望の檻を自力でやぶってプリキュアたちを助けることになるが、その様な力を元々持っていたと説得力を与えている回。
Aパートの3人の掛け合い。
特に、英語のあるある例文の不自然さに対して、らんが「どういう状況?」と尋ねるシーンに吹いた。
お馬鹿な会話にも関わらず「勉強をする意味」について、おばあちゃんの有り難い言葉が織り交ぜられているのが良い。
Bパートは、楽しげなAパートからガラリとカラーが変わり。
プレシャスがジェントルーに、「本当はいい人なのでは?」と尋ねるシーンが胸を打つ。苦しみつつウバウゾーを使役するジェントルーが痛々しい。どうか救われて欲しい。
短くはあったけど、スパイシーがひとりでがんばるシーンがあってよかった。特に「行くよパムパム!」という呼びかけは、普段は大人しいスパイシーに対して何時にない勇ましさを感じた。
本日の夜実況。
キュアパルフェの華やかな初登場、そして神EDへの切り替え。
シエルがスイーツづくりを辞めると言ったとき、ジュリオが「ふざけるな」と激怒したのがよかった。
この回が始まった時点でのピカリオはグレた中学生の様で、それはそれで面白かったけどw 本当はツンデレさんだった。「本当はわかってたピカ。キラリンのせいじゃない。オレの心が弱かった。悪かった」と言って、ピカリオが消えてゆくシーンは切ない。
シエルが負の感情に満たされた時、目ざとく下僕にしようと現れたノワールはなかなかの存在感。
ジャンプコミックス、29巻の巻末までの収録分。
サブタイで「地獄からの生還者」と呼ばれているヒム。「気がついたら貴様にやられた胸の傷もこの通りよ」じゃないでしょうww
禿頭がまばゆく発光したのちに燃え上がり、ハドラーを思わせる銀髪が生えたシーンには爆笑。とはいえその次のシーンで、魔王軍のモンスターたちを蹴散らす躍動感あるヒムの作画はなかなかの格好良さだった。
「死んでもっ… 死にきれねぇっ…」のところ。原作では血の涙を流していた様な描写と感じたけど、ふつうの涙に変更か?
愛すべき悪役だった妖魔司教ザボエラも、今回で円満退場。
この男に限っては「最後に日和って反省する」などということは決してなく、清々しい悪役っぷりで最後まで楽しませてくれた。
それはそれとして、尋常ではない量の鼻水が流れていて気になって仕方がなかったw
サボエラは、六団長で自分だけが非力と言った。もし、ダイがアバンストラッシュXを身に付ける前に一行が超魔ゾンビと対戦していたら、ポップにメドローアを命中させる以外の勝ち筋はなかったのではないか。相当な強敵だったはずで、ザボエラが実は優秀だったことは疑い様もない。
クロコダインがザボエラの腐った性根を哀れんだけれども、それとは少し違う意味で、組織の中で自分の能力を活かしきれなかったザボエラを哀れに思う。超魔生物ハドラーや超魔ゾンビを生み出した実績は明らかで、ザボエラは魔王軍にもっと貢献できたはずなのだ。
バダックじいさんとクロコダインの友情が見られてよかった。
ふたりはいつも良い酒を呑んでいそう。そう言えば、初対面も酒のつながりだったな。
本日の朝実況。
人を殺めることこそしないものの、ディスピアが人々を絶望の檻に閉じこめる回想は、ある意味殺戮以上に生々しい。
かつては、幼い王女の笑顔が平和な王国を象徴していたが、キュアスカーレットとなった今のトワの笑顔には別の意味も込められている。
このような絶望的な状況だからこそ、父王はトワに笑顔を絶やすなと言うのか。サブタイが指すトワの「決意」は、凄まじいものだった。
ネタバレあり。
状況に流されて善悪の判断がつかなくなっているジョナサンに代わり、迷いつつも、その状況を変えようとひとり苦悩するキュアソード。
この時点ではふたりとも真相を知っており、王女に深い愛情があるなら迷いもするのだろう。
真琴はたとえ王女の意志であっても、自分自身の善悪観に従っている。そして最終的に、王女の意志よりも自らが信じる善を優先する。だからこそ「助けを呼ぶ」シーンが熱いのだ。
真琴をプリキュアへと命じたのはアン王女。王女は、その真琴自身のNOという審判を受けた。そう見ることもできる。
泣いている真琴を岡田が気遣うシーンが観たくなり視聴。
あと、「馴れ馴れしく王女様を呼び捨てにしないでください!」はツボをおさえた名言。
本日の夜実況。ここまでの回は序章、その締めくくりとでも言うべき回。
実質的な初回と言い換えても良い。今までツンツンしていた真琴が皆を信頼、真の仲間となる。美しい友情だ。
大きな運命を背負った真琴を応援したい。マナたち3人も、自分と同じ気持ちだったのだと思う。
そのマナ、ベールへの啖呵の中で「モチのロン」と言う。
この時点では特に重要でもないこの台詞に肉付けして、秋映画の脚本を仕立て上げたというのなら、山口さん流石の手腕だ。
英子とKABEのそれぞれに、孔明からの試練が与えられた。
今まで順調に成果をあげてきた英子と孔明だけど、この回はまだ、ぼんやりと兆しがみえるだけ。しばらくはきっと「溜め」の回なのだろう。
山村響さん演じる久遠七海が遂に登場。自分はプリオタで、ストイックなキュアトゥインクルは推しキュアのひとりでもある。だから、放送が始まる前から、このキャラクターの登場をずっと待ち続けていた。
英子と相性のよさそうな歌い手である七海との邂逅が、この物語にどんな化学変化を起こすのか。
本日の夜実況。7話でペコリンを、春映画でサクラを救ったホイップの優しさが今一度。
痛みに耐えながら、悲しみが込められたジュリオの攻撃を受け止めるキュアホイップ。神々しさすら感じさせるシーンとは言いすぎか。いつものダジャレ好きの女子中学生とは別人のようだ。
このような、包容力を感じさせるような優しさはホイップならではのものと感じる。
姉ですら気付かなかった、ジュリオの苦しみに気付いたのはホイップだけ。皮肉にもこの優しさゆえに、今度はその姉を闇に突き落としてしまうのだけど。
OPは案外、最初からこの回で歌わせる為の曲だったのかも知れない。
ソニアの単独当番回ではなかったけど、存在感ある役どころでよかった。
まさしく、「それは美しくないわ。ソニア、バランス悪いの嫌いよ」
本日の夜実況。
キラパティを開いたのは、ペコリンの仲間たちがいつか帰ってきた時の為の目印とする為だった。(7話)
この目的が忘れられていなかったことが嬉しい。スタッフもプリキュアたちも、よくぞ憶えていてくれたw
ここに来てのジュリオの再登場、折り返し回に向けての展開が熱い。
なんとなく、ナツこま回を観たくなり視聴。
ナツこま回といえば真っ先に浮かぶこの回。ていうか、5GoGoはナツこま要素がほとんどないからね。
初冬の公園、ベンチでのナッツとこまちの会話。「私ったら自分のことばかり」と、こまちが感極まって泣き出してしまうシーンいい。
「ラストシーンがどうしても書けない」裏にあるこまちの本当の悩みに、かれんは気付いていた様に見える。
あくまで間接的な助言でこまちを元気づけようとするかれんも、この回でのナッツに劣らない存在感がある。
本日の夜実況。
シエルが「伝説のパティシエになりたい」と言ってみたり。常人離れした身体能力を持っていることが明らかになったり。
前話のような派手さはないけど、シエルの素性が丁寧に少しずつ明かされてゆく。
いちかの平凡なパンケーキがキラキラルに満ちていると、シエルが気付くシーンも面白い。
「真心さえあれば技術は不要」とでも言わんばかりの安易な精神論は好きじゃないけど、シエルの修業の賜物である技術そのものは否定せず、いちかの長所を立てることを上手く両立していることに好感。