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とても良い

伸び伸びになってしまったが、おさらい視聴。
初回から欠かさず感想を書くつもりが、途中で途切れてしまいまったく面目ない。

ニコ様がニコダイヤの力をすべて回収し、プリキュアたちは一度は奇跡の力を失った。
しかし、たとえ話せなくても動物たちと意思疎通はできるし、友達で居続けることも出来る。それが「わんだふる」。…という結末のほうが筋が通っているのは確か。しかし、動物たちと話せればそれはそれで「わんだふる」である。そんなファンタジーがあってもいい。
このオチが、大福の最後の台詞「話せなくてもマブダチはマブダチだけどよ。話せたほうがわんだふるだな」に大体凝縮されている様に思う。

「絶滅した狼の人間への憎しみ」とは、また成田さんはえらいお題を持ってきたなと思った。
このとんでもない大風呂敷は畳めたのか?人は狼に対する罪を償うことができたのか?…いやいや、そりゃ無理というものでしょうよ。

自分は「身の丈」という言葉をよく使うのだけど。
誰しも自分の身の丈の範囲で出来ることしか出来ない。たとえ人知を超えた力を持つプリキュアも、あくまで定命の範疇の存在であり、せいぜい目の前にいる狼の亡霊に赦してもらうことしか出来ない。それが人の身の丈であり、種の絶滅など難しいことを考え解決するのはニコ様の様な神の身の丈。

人の身の丈でも持てる誠意ってなんだろう。そういえばニコ様も、登場した頃はプリキュアたちを「試す」態度だった。
眼の前に人を憎む狼がいても、その狼と友達になりたいと思えるか?お題を陳腐化するつもりはないけど、シンプルに相手を愛しいと思えることこそが全ての入口であり、ニコ様がプリキュアたちに求めた「わんだふる」だったのではないか。

多田Pが公式サイトに書いた、「おうちのかたへ」と題したご挨拶を思い出す。
この言葉の通りに、分かり合う物語として着地させたのだとすれば、自分は割と満足。



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