羽川は障り猫に身を委ねて人格が変わったけれど、それも羽川の一面であることに変わりはない。
悪い面がない人間など存在しない。
生まれ育ち生きる環境にも人の心にも、どこにも理想は実在しない。
完全に善人で公平な人間はいないってことかな。そうあり続けようとすることへのストレスが、自分から怪異を取り込む行動につながったのだと思う。ガス抜きはやっぱ大事だわ。
あとあららぎの最後の語りはしみたわ。
化物語に、ゴールデンウィークの話、出て来てたなぁ。時系列バージョンも一度見てみたい。
GWの過ごし方=土下座。
「僕は下着姿の猫耳女子高生に欲情しているだけなんだよ」
羽川は障り猫を演じていただけだった。
ブラック羽川。