狂った妖精の娘、リチェシア。人食い花を育て 気に入らない相手は斧でぶった切るという残忍な性格で有名な妖女。 「何よこれぇ!」 常に華やかな出来事の中心にいた彼女が……. 「参ったわね。」 5歳のちびっこになっちゃった! 狂った妖精の血を引くリチェシアは母を実験台にして死なせたヤツらを見つけるために自ら子どもに変身しバシリアン家の養子になった。 「チェシャ・バシリアンでしゅ。」 情報だけ盗み出して逃げるつもりだったがなぜか成り行きがおかしなことに。 見た目はまともなくせに揃いも揃って正気じゃないバシリアン家の男たちはチェシャに対して次第に過度な関心と興味を持ち始める。 「寝室にチェシャがいなくて驚いたぞ。誰かがチェシャを連れ去ったのかと思って。」 美形だけど危険な父と 「どうして伯爵家に残りたいと言わないの?」 「君は本当におかしい。君のせいで僕もおかしくなったんだ。」 行動が読めない異常な三兄弟は養女への愛情がどんどん大きくなっていく。 さらには長らく妖女を追いかけていた神聖帝国の異端審問官も様子がおかしい。 彼はチェシャを妖女の娘だと勘違いしいもしない父親を捜し回る。 「あたちの父をどうして……?」 「殺さなきゃ。」 鬱陶しく絡んでくるヤツらのせいで疲れ果てた頃、チェシャは自分が大人の体に戻れないという事実を知る。 しかも妖女を追跡する包囲網が狭まり始め……. 「私をどこまで壊せば気が済むんだ?妖女リチェシアよ。」 チェシャは無事に伯爵家を脱出することができるのか?