1クールかけて築いてきた人間関係がぶっ壊れていく後半の描き方はめちゃくちゃ好み。それだけに復活や関係修復にも話数を割いてほしかったという思いもある。
後発の乙HIMEを見てから視聴。
電童好きなら好きと聞いたので見始めたけど、確かにこれはって思う部分が多々あった。
誰かを大切に想う気持ちが中心だから、恋愛の話もあり中盤以降のこじれ型は中々。
拗れる理由も不器用同士だからこそって感じで見ていて歯がゆい。
最終的に大団円で終わったので満足。
思い人は死んだわけではない
amazonプライム・ビデオで久しぶりに再見。
死んだキャラが生き返る展開というのはなかなかに難しいものがある。前半の萌えから思い人の死を代償にした燃える展開になれば良かったのだが、放送当時は鬱々した展開を導き出したものが”死”のまがい物、悲劇を演出するための死と思われる可能性が高い。
しかし、考えてみるとヒメの思い人の退場は本当の死ではなかった。光の粒子になって消えていく演出だし。それこそゲーム世界での死だったわけだ。
復活の呪文をご都合主義だと文句を言ってもな、という感想。