子供たちの心が追い詰められていく描写がとても上手い。
メインキャラたちの個々の心理をめいっぱい描いていて、単なるキャラ付けではない登場人物それぞれの人間性を痛いほど感じ取ることが出来る。
鬱アニメなんて呼ばれることもあるようだけど、ストーリーもしっかりとまとめ上げていたし終わった後は本当に見て良かったと思っている。
めちゃくちゃ面白かった。
登場人物の心理描写が丁寧で感情移入できる。
ここまで究極の群像劇は見たことない。極限の状態におかれた人間はどうなるのか、多感な時期で未熟な子供を通じて表現していた。
ゆっくり、子どもたちが崩壊するところは、話数がたくさんあるからこそできた描き。
カタカナが多く置いていかれる感じは、仕方ない。ある意味潔い。くそ風呂敷を広げておきながら、最後の二話(というか最後の10分まで)で風呂敷をまとめ上げるところはさすがだった。
髪をちょっと伸ばした葵可愛すぎワロタ。
ストーリー展開が悪趣味で見ててしんどい。
打ち切りみたいな終わり方でカタルシスもない。
作品としてのクォリティは一定以上のレベルを維持してるので好きな人は好きだろうけど、個人的には合わなかった。