2話は万次に凛の過去を語るところが見所。
凛が仇討ちしたい相手、逸刀流の頭首である天津影久もまた冷静で凛の父を斬る理由が明確でしっかりしてる。
思ったより道理が通らない話ではなく、天津影久はかなりまっすぐな道をそのまま進んでるところが凛の回想からもわかるから、天津はイケメンなんだと思う。
ただ取り巻きがマガツ以外わりと外道よりの人だから悪党に見えるんだよね。
万次に斬る相手は悪党か聞くが凛はその問いに答えられない。
凛はただ、悔しいから復讐を手伝って欲しいと万次にお願いする。
覚悟は身体を売るといって帯をほどいた姿が万次の妹の町に重なる、そして万次が凛の力になることを決意する下りはかなり丁寧で良い構成だった。
サイケデリックなBGMも凛の過去話を象徴させるなら悪夢の夜にぴったりで文句のつけどころはなかった。
無骸流の面々は原作ファン向けの顔見せで本格登場が楽しみだ。