めっちゃ面白かった
画面がずっと面白いしかっこいいしで見終わったあとの満足感がすごかった。あとずっと萌えで嬉しい。
戦闘シーンが続くのあんまり得意じゃないんだけど、アンジェラと画のうまさでダレることなく見れたのもよかった。
Vivyのマツモトって実はフロンティアセッターが元ネタ?と思ったがこういうAI実はもっと古くからなにかあるんだろうか。。。
@CINE8 LZ
劇場公開10周年リバイバル上映で鑑賞。
終始画面の満足感がすごくあった。ずっと戦闘シーンが続いているのに全く飽きがこなかった。メカ同士のダイナミックな空中戦がやっぱり好き。
アンジェラとディンゴの関係性も印象に残った。
一方が矢印を向けることでもう一方も矢印を向けるようになる、ちゃんと向き合うようになるって過程が本当に良かった!自分はこういう関係性に弱いんだなと知ることができた……
エンドロール後のフロンティアセッターのおうたがなんとも良かった、、、
何回見てもいい
AIと人間の関係性や社会の奴隷になってまで生きる意味はあるのかとか、色々考えられました。
それ関係なく、戦闘シーンやアンジェラ・バルザックの動き見るだけで楽しめる。
くぎゅううううううう!!おもしろい作品だった。
楽園とは電脳世界のことで、人類のうち98%が肉体を捨ててデータ化した電脳世界ディーヴァで生活しているのですね。
ディーヴァで生活するエージェントのアンジェラが実世界での生活に苦難するのが印象的だった。そんな彼女も美味しい食事や空からの景色を通じて、楽園から追放されたものの実世界での生活を選ぶのいいよね。ディーヴァの管理者はそこを楽園と信じているのがミソですよね。メモリが有限である以上は、不自由ない暮らしなんてことはありませんからね。
ディンゴとアンジェラのコンビ、そこに後半から加わるフロンティアセッター。
この3人のやり取りと最後のアクションシーンは凄く良い。
これを見る前と後では変わってしまった。もう「3D作品だから」と毛嫌いできない
後世に残したい素晴らしきオリジナル作品
3Dで画がいいし、音楽、声も素晴らしいアニメ映画だった。2014年でこんなにも技術があったなんてびっくりした。
古き良きSFだよな~。アクションもベネ。アンジェラの衣装も昔SFだぜ。ロボットの自我って展開も好きさ。
見終わってまず感じたのは「予告に騙された!」と言うことだ。当然だが予告編はかなりの情報統制がされており、わかるのは物語の大筋程度で、キーポイントとなる部分はすべて隠匿されている。
予告を見た時点では「アンジェラほかディーヴァの勢力vsフロンティア・セッター」という物語全体の構図を予想していたのだが、それは見事に裏切られた。深いネタバレになるので多くは書かないが、フロンティアセッターの正体含む中盤~終盤の展開は見る前は全く予想できなかった。この辺りはさすが、過去作でも驚きのギミックを脚本に盛り込んできた虚淵氏らしいな、と感じた。
見所はやはり3DCGで描かれた世界だ。
「蒼き鋼のアルペジオ」「聖闘士星矢LoS」など日本でも3DCG主体のアニメが普及してきたが、本作もそれらに勝るとも劣らないハイクオリティを実現している。
特に感動したのがキャラクターの描写だ。様々な部分で見られる人間らしい所作、コロコロ変わるアンジェラの表情、しなやかな格闘シーンなど、CG特有の「硬さ」を感じさせない動きが素晴らしい。アルペジオと同じく、2次元的キャラの「らしさ」を3Dに落としこんでいる。
トランジスタグラマーなアンジェラは多彩な表情もあって可愛く、そしてエロい(重要)。しかも戦闘外骨格アーハンのコックピットはバイクの座席のような構造なので、乳揺れも尻も思う存分拝める。ありがたやー。
予告でもその姿を見せていた戦闘外骨格アーハンのバトルシーンも鳥肌モノ。特にラストの市街戦は「かっこいい」の一言。
シナリオに関しては、ロードムービー風味の序盤~中盤、そしてフロンティアセッターと接触し、ディンゴらと共にアンジェラがディーヴァから離反する後半以降、といった構成。
ロードムービー風の前半は地球の環境や、生身の体(マテリアルボディ)の不便さに戸惑うアンジェラを描きつつ、フロンティアセッター探索の旅を描く。旅の中でのディンゴとの日常描写はいいのだが、人によってはここでダレるかなー、というのは感じた。
刺激のある戦闘シーンは最序盤のアーハン無双を境になくなってしまい、後半まではわかりやすい娯楽シーンがなく、ディンゴ・アンジェラの会話劇とフロンティアセッターの探索で話を引っ張る形となるのだが、これを楽しめないと辛いかもしれない(実際寝ている人がいた)。
しかし、そこはグッと我慢。楽園追放の見所はフロンティアセッターの真意が判明してからの、後半からクライマックスへの怒涛の流れだ。そこからの見所は多い。アンジェラの駆るニューアーハンvs宇宙戦闘機とのハイスピードバトル、ディーヴァが差し向けたアーハン部隊との決死の市街地戦、三者三様の「仁義」をめぐるドラマと、楽園追放の魅力がぎっしり詰まっている。
NARASAKI氏の手がける音楽も相まって、後半は鳥肌が立ちっぱなしで息をつく暇もない。
先も言ったように、予告では隠された驚きのシナリオ展開、単純な善悪の話にとどまらないドラマは、ここ数年の虚淵氏の集大成にも思えた。
上映している映画館が少ないのが悔やまれる、「ヲタク向け」にとどまらない名作。
「虚淵玄なんて鬱シナリオしか書けないんでしょ」と侮る無かれ。アンジェラ、ディンゴ、そしてフロンティアセッターの物語は、充実の約2時間になるはずだ。