辛勝ながら、山陽を獲ったのは大きい。
羌瘣、去るか……飛信隊に戻ってくる日が来ればいいけど。史実からは李信と近いところで転戦したことが読み取れるけど、行動を共にしたかは分からない。どっちもあり得るという感じ。羌瘣は楊端和とは共に行軍した記述があって、羌族と山の民、同じ辺境の者同士ということで相性が良かったのかも。
廉頗は史記の通り、魏を去り楚に行くだろう。
ついに呂不韋の耳に信の名が届いた。
戦略的勝利と。将が頭が良いと無駄な血を出すこと無く終えられるんだなぁと感心しつつ、信の成果の一報に笑みを零す政と昌文君にほっこり。
そして旅立つ羌瘣。早く戻ってきて欲しいところ。