なかなか観念的な話が多くなってきたのだけれど、この回は素晴らしい出来。
破滅ミサイルだいすき
当たり前の事に愚直に向き合い、ひとり背負い続け、その矛盾の中に苦悩し続けた古代…
不合理な感情として「愛」を排除し、造られしガトランティス人…
相反する思想が相対する時、互いの知らぬとこれで繰り広げられる葛藤と、辿り着いた結論。
その結果が招いた…
対ゴーランド戦は2202のテーマの根幹を、緻密に表しているようだったと思う。
「愛故に」に人は愚かしくもなれるし、優しくもなれると…
戦う事が罪なら俺が背負ってやる!
古代、2199の乗員、さらに、現在の乗員みんなで波動砲による交戦の十字架を背負う描写はぱっと見ではいい感じ。
ただ、国家がよくやる責任の希釈化に通じないかと不安も。
波動砲発射のためのヤマトの姿勢制御では、空間騎兵隊の機体アビオニクスをヤマトとのデータリンクにしての統合制御にすると良かったのに。
ガトランのジャンゴ・フェットとボバ・フェットの話みたいなのは必要?愛の概念が無いなら、口にもしないとは思いますけど。