あえて苦しさと愛の下に身を置く物語
エゴで愛で苦しさの下に相手を置く物語
エッチの快感与えたやつ有能かよ
「シュウちゃんごめんね、もう遅いんだ
地球はもうダメなの
突然にこんなこと言ったら、シュウちゃんはびっくりしちゃうかもしれないけど、でも、本当なんだ
この街にいると、よくわかんないかもしれないけど、地球の裏側ではほんとに凄いことになってるんだ
人も地球そのものも、もうすぐこの街もそうなる
ほら、自分たちだけは生きたいって国や人が、この街に向かって
もう止まらない
この街には、あたしがいるから
でも馬鹿だよね
あたしがどうなろうと、もうこの星は……
ほんと、馬鹿だよね……人は最後まで藻掻いて、こんなことしなきゃ気が済まんくて
もうすぐ大きな地震が一気にこの星を襲ってくる
シュウちゃんごめんね、どんなにしたってもうあと僅かでこの星は終わりになっちゃうんだわ
仕方ないんだあ。人類が、みんながこの道を選んだんだ
ほんとはあたしも、この国の偉い人も、ずうっと前から知ってたんだ
みんな、苦しんでた
もう誰も助からないの
だからね、あたしね、ほんとはシュウちゃんやこの街の人、あたしの大好きな人たちを、ひと思いに殺してしまおうと思っていた
終わる前に、一瞬に、痛くないように、苦しまないように。
今のあたしには、それができるから。
なのに……シュウちゃんがあたしを……
ねえシュウちゃん、あたしはどうしたらいいんかな……」
苦しまずに死ねることを拒否する ただ生きれるだけ生きる
人間賛歌かあ、負の功利主義的ではない
負の功利主義的でないものが人間賛歌なのかもしれない
「何にもないべや!」(何にもない部屋との掛詞)
地球終わっちゃったよ
シュウジの父、新聞読んでた
……停電中って、前回からか
ちせの地球の歴史暗証は『午後の恐竜』
日本全国どころか、地球規模の終末だった
サブタイトルが第1回のと対応している
互いの肉欲に満足したら、概念になってしまった