セカイ系
好きな人は好き
何故か人間兵器となった、どじで「ごめんね」が口癖で気弱なクラスメイトのヒロイン「ちせ」と、ルックス的なスペックはイケメン寄り?だが、ストレートに自分の気持ちを伝えることが苦手な主人公「しゅうじ」による二人のラブストーリー。絵柄が可愛くほのぼのしていますが、過酷な状況における心理描写のリアルさとのギャップが印象的だった良作。セリフの強烈な方言に初め驚いたけれど、それがよりリアルさを増して、後半はより心に刺さりました。
<評価:A->
視聴2022.5.2
<全体感想>
悲しき運命を背負った高校生の世界系恋愛物語。ホントごめんなさい…私の性別が邪魔をしてモヤ〜としてしまった。ただ‼︎かなり人間らしさが表現されいて世界系だけあって設定など規模が大きくて面白かった!人を好きになる事で得る感情って素敵よね!原作だともう少し違ったりするのかな?
《視聴後感想》
はい。この作品は、世界系で内容もかなり重い。小さな町の一人の少女が得体の知れない敵と自分自身が兵器となって戦うのが主。なぜ彼女が兵器として選ばれたか等は本作には出てこず、普通の高校生の普通の恋愛を描いている?・・・うん。描いている。
題材は最高だし、チセの背負った運命に涙するのが感想として多いと思うけど・・・
シュウジの行動に自分はフィクションでも((怒))しか出てこなくて、やられた感じが率直に思った感想です。(※折角泣ける題材なのに!!何してくれてんだッ)
下記は見ている時に書いたものです。w
・いいんだよ!いいんだよ!ちせのみに起きた事を受け入れられない気持ちは、私がゴルァなのは、過去に寝てる女のところに何度も何度も行くのが腹立つ。弱い所に逃げてるだけなんよ。それが人間らしいけど腹立つわー。
・チセが「〜でしょや」って言う時ゾワって怖いよね。
・戦争の背景は、特に説明が無いからこの作品が伝えたいのはそこではなくて色んな苦難に巡り合った時に人がどう思いどう動くのか、後悔しないように生き事ができるのか?
・誰も救われねえーー。鬱アニメだね。
・ふゆみ…何だこいつは。そして何だシュウジお前も。おおークズだね。
・ワイはこれを純愛とは呼ばないぞ!wwただし、ちせ側の目線なら純愛だけど!
・なんでシュウジをこんなキャラに落とし込んだんだろう…より人間らしさってのを表現したかったのかな?ちせが人間らしさを失うのとの対照的にさせたかったのかな?単なる自分の好みだけどガチの純愛にするなら初体験の女に逃げたりさせないでほしかったと…だから泣くどころかちせと付き合ってる間に他の女とキスしたり一晩過ごしたりこの行為に怒りが勝って全然泣く所の話じゃなかった。設定が良いだけに残念すぎる。
・ちせ=家※アイヌ語
・捉え所のない感覚に陥るのは、世界で何が起きているか分からない小さな存在に焦点を合わすとこんな感じなんだろうね。
<声優及びキャラ>
・シュウジ(石母田史朗氏)の声優さんはアニメはあまりやってらっしゃらないんだね!
悲しくて辛い話。
①実を言うと、地球はもうだめです……はアニメには出てきません!おまえら、解散!
②ntr…というか浮気か、浮気だらけ。主人公もヒロインも浮気しつつ浮気されているようなもの。脳が破壊される。純愛厨はこの作品に純愛の最初の"じ"すら言わないだろう
③エッチエッチかなりうるさいのが気になる人は気になるだろう。わしは気になる。愛に性欲はいらないと思っている思想上の問題
④愛の為に世界が滅びるのがセカイ系だと定義するとこの津波って世界の寿命オチみたいなものだし、セカイ系でないかも。だとするとこの作品を含めるように定義を拡張すべきだが
少女が兵器になる、しかも人智を超えた兵器という設定の不自然さには目をつぶるとしても、戦争中にありながら普通に授業があるなど市民の生活への影響があまりにも乏しかったり、お互いの政府が戦闘を継続するだけに存在するなど、不自然さを挙たら数えきれない。
細部では人が死傷するのに建物、特に屋内があまりにも綺麗だったり、最終兵器を増やすことができないのにメンテナンスをする技術者だけは存在していたりもする。
一時期話題になった作品なので観たが、何が良いのかわからない。