「馬鹿は死ななきゃ治らない」というオチだった。命を救うことを第一に考えてきた人が命を奪うのにはもうちょっと葛藤あってもよさそうだけど、突然でてきたようなラスボス相手ならこんなものか。あと、複数の毒物の場合、個々に対処しても回復はしないような気がするのだけどどうなんだろう。
主要な感染経路である蚤とかどうするのかと思ったが、最後は現代薬学とか関係ない伝説の神術で一気に解決した。ある意味、現代薬学の敗北。
色々専門用語並べても結局はチート能力頼みというのはどうにも。
前世で死ぬときの腕のメモとか、研究していた治療薬とか、そのあたりの話がぜんぜん触れられなかったけどどうなんだろう。
サブタイ的に身内で誰か治せない人が出てくるのかなぁと不穏に思っていましたが(特にシャルロットが不安過ぎでした)、治せなかったのは敵の黒幕の方で一安心。結局最後は薬神のチート毒消しと存在消去で終了かぁ。まぁラストはあまり薬師っぽさはなかったのはすこし残念ですが、無事に最終回までしっかりとまとまっていて終始完成度は高かった作品でした。楽しかったです。
あと個人的な説として、人気ライトノベル作家が主要スタッフに名前があると安定した作品になる説を唱えたいけど、まだN数が少ないかな。(この作品は渡航先生)
尺調節失敗感すごい