お台場とデジタルワールドを行き来した冒険の日々から10年が過ぎた2012年。
それぞれの道を歩き出しつつも、大輔たち選ばれし子どもたちとパートナーデジモンは変わらぬ絆で結ばれていた。
そんなある日、突如巨大なデジタマが東京タワー上空に出現し、世界中へメッセージが発信される。
「みんなにともだちを。世界中すべてのひとにデジモンを」
世界がその動向を注目する中、大輔たちの前に欠けたデジヴァイスを持った青年・大和田ルイが現れる。
選ばれし子ども誕生の裏側には、幼いルイのたった一つの願いが隠されていた……。
過去そして現在、全てが繋がった時、デジモン史上最大の危機が訪れる。
果たして大輔たち02チームが選んだ道とは?
今再び、大人になった選ばれし子どもたちが出動する!
ウッコモンだよ!
緒方さんと釘宮さんの声が豪華
過去話、
子供にはちょっとトラウマになりそう
ラスエボと比べちゃうと、うーん……。
アニメ本編見てない者の感想なのであまり気にしないでほしいけれど。
この子たち、20〜25歳くらいにしてはだいぶ思考が幼くみえるのが気になった。
とくに大輔くんがわたしは苦手で、キツかった。
幼少ルイくんが出てきたときに、あ、憂太さん(緒方さん)か〜となった。
ウッコモンと玄関で対立するシーンはめちゃくちゃ演技良かった。
あれはとても良いものだった。でも脚本はえぐいね。
ウッコモンはキャラデザも性質も怖かった…。
眼帯外したときのお顔、ゾッとした。ホラーだよ。
世界観的にはこども向けな印象なのに
シナリオは大人向けなので違和感がバリバリ。
どちらかといえばターゲットは大人だと思うのでキャラクター設定をもう少し…内面を大人にしてほしかったな…。
推しは可愛かったよ……オフィスで働いてた……。
メインキャラはルイ、ほかのみんなもモブキャラだね。
戦いシーンは意味わからない。話し合っただろう?
自分はただ榎木さんの聲聞きたいだけだから、あんまり期待してなかったけども、このストーリーはね…
ラスエボがめちゃくちゃ良かったから期待して行ったけど、これはガッカリ……。
まずキャラが新旧どちらも魅力的に感じない。大輔たちはなんだか全員薄っぺらく見えるし、新キャラもかわいそうとは思うけどそれ以上の思い入れは湧かない。緒方恵美さんは一人で全部やってて過去も現在もめっちゃ上手くて良かった。
で、ストーリーが全然良くない。そもそも一晩、たった数時間その場で話聞いただけの大輔たちのアドバイスでスッと解決しちゃえる問題じゃないしそうしてほしくないし。過去のお母さんにひと声かけるだけで解決なの?流石に扱ってるテーマの重さに対して提示する解答が雑すぎないか。ルイとお母さんではなくルイとウッコモンがメインのテーマだから、かもしれないけど……。ウッコモン倒したらお別れになるかも……のくだりもラスエボで別れを描いたから流れでつけとくか感があるし、結局積み上げた絆は消えなかったぜエンドで皆ニコニコ、なんだそれ。
ラスエボは選ばれし子どもたちが大人になっていくこととそれに伴っての別れを、当時子供で今大人になった視聴者に重ねて描いたから良かったのであって。それで胸が締め付けられたのであって。
一方で戦闘シーンは短いながらもスピード感とメリハリがあってとっても良かった。特にシルフィーモンを大好きなスタッフおる?ってくらい今作のシルフィーモンはかっこよかった!進化バンクも、ポーズのちょっとした動きで味をつけていて楽しい。リメイクとしてけっこう良かった。
あとOPのタイトル出るところは02へのリスペクトがあって痺れた。こういうのね大好き。
総じて、前作のラスエボで返済しきった不信負債を再び抱えてしまった感じ。また次作やるとしても、映画館までは行かんなあ……。
(だいぶ前にみたうろ覚え感想)
(何を見て何を見ていないか正確に記憶していませんが、おそらく)ディアボロモンの逆襲以来のでした。なんとなく惹かれるものを感じて観に行きました。
それを手放した私は私ではないと思っちゃうな、とそれを見て思いました。私はこの目の前の箱によって影響を受け続けています。これがあることでこれと共にあるこの私の人格は生えてきたとも言えるし、ちょっと寄りかかりすぎているかもと省みる機会にもなりました。
と、同時に、確かにデジモンのそれを肯定することはそのような意味を含んでいた、と頷きました。
と文章を書いていて気づき(生じ)ましたが、ルイとウッコモンの結び直し自体が、それがなくても成立するものとして成立しているのかもしれません。出会いのきっかけにはなっても以降それが機能することはなかった、と記憶しています。
頷きながら、それを否定しても、身体を否定しなければ(否定することの是非はおき)、片手落ちのようにも感じました。身体に寄るのは、それに寄るのと、そのような意味の次元では同じことと思うからです。
と観終えた時には思いましたが、書き出してみてこれは斜に構えた見方というものかもしれないとも思います。
過去にあれだけ価値観の断絶していたウッコモンが話の通じる存在になってたことに、マジでずっと観測し続けて、ルイを、またニンゲンというものを理解しようと続けたんだなと想像が働いて、ヘキでした。人外に己れを理解されてしまう時のぞわぞわが私はたぶん好きです。ストーリーとか、流れで物事を理解する(そういったものは本来存在しないとみることができる)のをニンゲンらしさの最たるもの、と思っています。