ラヴィニアの件はどうも割り切れない。
序盤、かなり見てるこっちが心折れそうになったけれど頑張ってやりきりました。
大団円。
セーラの一件でミンチンは覇気の無い老婆になったけど、セーラから寄付をもらって元気になる。本当に現金な性格。モーリーとジェームスもサンタのコスプレなんかして気持ち悪い。
寛大な心で相手を赦すのがプリンセスとして正しいあり方。
ラビニアは学院という小さな世界で、セーラに劣等感を抱いて憎むことの意味の無さを理解したのかな。
セーラの慈愛の精神に影響されたとしても、浮浪者の娘を養女にするなんて、パン屋の奥さんも思い切ったことするなぁと思った。
セーラの見送りに貧民街の皆が来てくれたり、回想シーンに芋を拾ってくれた衛兵が登場したり、忘れちゃいけない人をしっかり押さえていたのが良かった。
貧富貴賤で相手を色眼鏡で見ないことと、環境がいくら変わろうとも自分の中で芯のような持つことの大切さが学べる作品だった。