原作・横槍メンゴ
(月刊「ビッグガンガン」スクウェア・エニックス刊)
#OP曲「嘘の花火」
疾走感があって、耳に残りやすいリズムだった。歌詞はよくわからん。
#ED曲「平行線」
さユりさんの声って何度も聞いているうちに癖になっていくなぁ。この作品、気持ち悪さもあるけど、このEDとともにハマっていく気がする。セックスをコンセプトにしているだけあってインパクト大。
#ここから1話内容の感想
「お互いがお互いの掛け替えのある恋人」
「悔しい。こんな些細なことで救われた気持ちになるなんて。救われないのになぁ」
「ビリビリした」
・他にもたくさんあるし、これからも数多く出てくるだろうけれど、ここまで心の声にフォーカスして、演出を加えている作品も珍しい。
・花火ちゃんの落ち込んだときにみせるテンションが、可愛らしい。
・「同族」「同類」「好きな人」「嫌いな人」など、いろんな感情のベクトルがあるけど、わかりやすい構造になってる。
・好きな人が自分とは関係のないところで幸せになることへの仕返しが、共依存につながる。今回のテーマである「クズ」の第一歩はこれなのかな。
・花火と麦が初めてキスするシーンで、花火が良かったこれなら顔見られない(私代わりになれてるかな。声を出しちゃダメとか思ってるところ)って思いながら涙目になってるところが、とんでもないエロスだった。
・本音が必ずしも負の感情であるとは限らないけど、触れにくい本音の部分に向き合ってる内容。
・「興味のない人から向けられる好意ほど、気持ちの悪いものってないでしょう」ってこれ一話からインパクトのある言葉だなー。ブーメランっていうか、もはや自分に銃口向けて放ったようなもの。
・「ひとりが寂しいなら、寄り添ったって良いじゃないか。遂げてみせるよクズの本懐」っていう花火の最後の言葉を聞いて"本懐"という意味を調べてみた。
本懐→もとから抱いている本来の願い
これは本当にひっくるめてクズだな。