今作の最大の魅力は、思春期特有の「男女の成長差」を絶妙に活かした関係性です。第1期と比べると、男主人公の身長が徐々に伸びていく様子が丁寧に描かれており、作中でしっかりとそこに言及されるのも心憎い演出。まだ完全に「付き合う」という一線を越えないからこその、焦れったくも甘いイチャイチャ感を存分に堪能できます。
毎話そのイチャつき具合を堪えきれず、画面に向かって「はよ○ねや!」と叫びたくなるほどのキュートアグレッション(愛らしさへの攻撃性)を誘発される、破壊力抜群の描写がたまりません。
また、主役2人のキャラクターデザインも他に類を見ないほど特徴的で、この独特なビジュアルが作品の唯一無二の空気感を作っている点を高く評価したいです。
ストーリーに関しては、序盤から中盤にかけての丁寧なビルドアップが素晴らしかっただけに、終盤がやや駆け足気味に感じられたのが惜しいところ。
とはいえ、第3期は男主人公が完全に身長を追い越す未来が見えるようで、今から期待が膨らみます。