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良い

​第1話のドラマチックなラストから一転、第2話はひきこもりという存在の「プライドと歪んだ自尊心」をリアルに描いています。
突如現れた美少女・中原岬から渡された「ひきこもり脱出カウンセリング」の契約書。救いの手を差し伸べられたはずの佐藤くんが取った行動は、感謝でも反省でもなく、「俺はひきこもりじゃない、クリエイターだ」という見苦しい見栄と嘘でした。
​この作品の本質は、単なる「可愛いヒロインが救ってくれる都合の良いラブコメ」ではないという点にあります。目の前に救済のチャンスが来ても、傷つくのを恐れてプライドを捨てきれず、自ら泥沼にはまり込んでいく。その滑稽でありながら痛々しい心理描写こそが、このアニメの真骨頂です。
​岬ちゃんのあまりにも純粋(かつミステリアス)なアプローチと、必死に「普通の人」を装おうとする佐藤くんの不毛な攻防。ギャグとして笑いながらも、観ているこちらの胸にじわじわと嫌な汗が伝わってきます。
​差し伸べられた手を素直に握ることすらできない、こじれた自尊心。この「リアルなイタさ」を突きつけてくるからこそ、2話目にして完全にこの作品の沼から抜け出せなくなります。



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