主人公・酒井戸の若々しい見た目と、津田健次郎さんの低音ボイスが醸し出す渋みとのギャップに一瞬で引き込まれます。その重厚な演技が作品のミステリアスな空気感と見事に噛み合っていました。
第1話として素晴らしい完成度です。冒頭から明らかな「違和感」を提示して引き込みつつ、世界観のルールや謎をテンポよく解消していくロジカルな展開が見事でした。
人の殺意を起点にする点は『PSYCHO-PASS サイコパス』に通じる部分もありますが、殺意を「イド」という空間でVR化し、直接捜査に介入するアイデアと演出が実に秀逸です。視覚的にも新しく、今後の展開への期待が膨らむ最高の導入でした。