主人公の人格に既視感。
「また、こういう奴か」と思った。
彼の意識が変化していく過程は、
ヒロインとの交流を経たことによるもので
能動的に変わったという印象は薄い。
物語の主体がAIであるかのようだ。
AI同士の論争が繰り広げられる場面は圧巻だと思う。
一方の主張に対し、「それは、こういうことだろう」
と感じた回答をピシャリと返している。
従来の戦闘より、見どころはこちらだろう。
最終話の放映日が本放送と離れてしまい
マネージメント面での混乱が気になった。
予算の都合もあろうが、個人的には
延期して完成度を高めてほしかったように思う。