Annictサポーターになると広告を非表示にできます。
全体
良い
映像
良い
キャラクター
良い
ストーリー
良い
音楽
普通

よくできたアニメだった。
比較的長い話数の間にヒューマンドラマがみっちりと詰め込まれていてだれるタイミングがほぼなかったのはかなり完成度が高い。
映像面では、さすがに今から見るとCGの古臭さは否めないものの、動きが非常によく人物の描写がかなり細かくできていた。
キャラクターもそれぞれ個性が強く、ひとりひとりをしっかりと深堀していたので皆が印象に残っている部分もしっかりしていた。

ただ、全体的にキャラクターが悪い意味で極端な部分が気になり、個人的にはどうにも高評価がしづらい。
うまくいっていなかった人間関係が、特定のイベントを経て円満解決するという流れが続くのだが、このイベント前後でキャラクターたちの態度がスイッチを入れ替えたようにマイナスからプラスで極端な変化をしてしまう点がかなり気になってしまった。
子供向けなのでわかりやすさ重視とも思うのだが、マイナス時の描写が無駄に重すぎて製作者の作為を感じてしまう点があまり好ましくなかった。

そして周囲のキャラの人間模様に注力しすぎて肝心のなる関連の描写が不足していた点も気になる。
特にりんねが設定的に重要な位置ににいるため他キャラと絡んでいることが多く、なるとの絡みの印象が薄くなってしまっていたため、ラスト付近はあまり物語にのめり込めなかった。
これ以外でも、基本的に主人公の周辺だけ無風すぎるのもあって、ほかのキャラ達のヒューマンドラマを見るときも一歩引いた位置から見ているような気分になっていた。
そういった意味で、肝心の主人公をうまく扱い切れていなかった印象が強い。

総じて「面白くはあったがのめり込むほどではなかった」という感想。
音楽面があまり印象に残らなかったのも大きかったかもしれない。



Loading...