Annictサポーターになると広告を非表示にできます。
全体
良い
映像
良い
キャラクター
とても良い
ストーリー
普通
音楽
良い

評価の難しい作品。
話の大筋としてはわりと面白いし、登場人物たちのキャラを深掘りするそれぞれの話はよくできていた。前2作の映画と同様に謎の勢いや過剰とも言える演出でやたらと多幸感をぶち込んでくるショーの数々は健在だったのでその部分は評価したい。
シンやエーデルローズの面々の視点から鑑賞していたら王道のストーリーと強い感情、そして派手な演出のプリズムショーがたくさんつまった良作シリーズだったと思う。

ただRLから時系列的に繋がっている作品として見ると、プリズムワールド周りの後付け設定(元からあったのかどうかは不明だが)がいささか不協和音で興ざめに感じた。
整合性はおおむね取れていると思うが、 RL時代はふわふわメルヘンちょっぴりブラックなよくあるおとぎの世界として描かれていたプリズムワールドについて、別作品でこうもはっきりとブラック体質のろくでもない世界だと描写されてしまったことで、ロマンやワクワク感が消え失せ、世界観の底が浅くなってしまったように思える。

もちろん対象年齢が大きく異なるので方向性が違うこと自体に異論はない。
だが、シリアス感を強めようとして、昔からよくある「子供向け作品の裏側に実はこんな黒い設定があったんだぜ~」的なノリの典型例をやってしまってるなという印象を受けた。

作品単体として見ると出来が良いだけに、原作の調理方法がもう少し違えばなと思ってしまう。とても惜しい作品。
まあこの作品で設定を気にしてる人なんてほとんどいないと思うが…。



Loading...