あらゆる困難がスピーディーに解決していく。
古典的なチンピラ、見た目に反して実は喧嘩がかなり弱いらしく「アメリカ式」メタだけで概ね撃退できた。
4話でもそうだったが、悪役には理念、葛藤、周到な計画など一切無いのだろうか?
主人公に見せ場を提供した後、後腐れなく帰宅してくれてありがたい。
ついにヒロインルートに入ったようだが、本作ヒロインは主人公を持ち上げるための舞台装置として効果的に機能している。
また、ときどき挟まれる下ネタに感じる恥ずかしさは、それ自体が 「学生時代の『お前』の下ネタは客観的に見るとこうだぞ」 という鋭い指摘であり、自省的に捉える必要がある。
悠月が隠している「弱み」が物語のポイントになると思うので、今後その深堀りに期待。