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とても良い

はるかとあきらの関係にクローズアップしそれぞれの少女の頃からの思いを描いた回でした。空(天候)と高さの演出に面白さがあったように思います。
はるかとの思い出、そして共に過ごす時間はずっと夏空の下にあり、2人の関係が晴れやかな溌剌としたものであるように意味付けられているのかなと感じました。
補習が終わって階段を降りると陽だまりの中に陸上部の一団があり、あきらは下駄箱の陰にひそむ構図。そして校外へ出て汗だくで坂を登った先に渇きを癒す水があり、ひらけた風景を青空が包み風の音がする。あきらに自身の思いを悟らせるかのようなシーンだったと思います。
‪またはるかの放ったカプセルは青空から降ってきてあきらの気持ちを誘うようにも見える一方、夕立ちの中で出会った正己のもとから離れ階段を登るとそこには走る姿の写真集がある。思わずそれを手に取ってしまう一連の流れはあきらが心の底で求めているものを映し出していたように感じました。‬

正己が図書館を海に例えたのは本の世界に耽溺する自分を思っての事のように思いましたが、水族館と感じたあきらにとってはあくまで外から眺める対象でしかないようで、2人の暮らす世界が違うことを示しているのかななどと思ってしまいました。

‪正己と別れた帰り道、天から吹き付ける風にかつてのイメージをよみがえらせたあきらでしたが、見上げればそこには淡い月の光。‬
真夏の照りつける太陽がそこに見つかる時がいつか来るのかなと思わせる余韻があるラストシーンでした。



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