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とても良い

圧巻のアクアの演技、というかもはや俯瞰的にシーン全体にまで演出を作用させる立ち居振る舞いにじんじん圧倒されて、涙まで出てきた....。それはもう演技なんかじゃなくて本当に恋に落ちてしまう程の魅せ方、場面を本物足らしめる空気の支配力だった。

だけどなのかやはりなのか、そんな演技そのものに感動するようなものすごい場面が生まれて、ようやく原作者やSNS上のファンといった一部の界隈で感動という反響があった様子を見ていると、この作品に限らず、普遍的な領域で思うところがあった。
それは、あれ程の圧巻の演技を実現させて、ようやく画面越しに一滴の涙が頬を伝うような、言ってしまえばたまによくある感動作となって、世に出ていると思うと、作品作りに投じる血と汗で表出させられるもののリターンの儚さなんかを感じるようだった。

一転してBパートはコミカルにとても楽しく仕上がってた。特にルビーが芸能科に圧倒される中で、ギャグ顔かましちゃうところや意欲たっぷりなだけに現実にあっけなく打ちひしがれちゃう様はその勢いの反動なだけおもしろい。



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