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とても良い

バディーバディーで泣くとは...

天鷲一彦の腹違いの娘で異母姉妹、それが葵とイヴ。グリーン上の良き戦友として出会い惹かれ合った二人の運命が一つに収束した末に、二人は繋がるのではなく、決定的な決別をしてしまう。

それはゴルファーだからこそ。どちらが一彦の本当の娘で、あの天才の真なる後継者なのか、それは過去に遡る因縁でもあり、次の全米で女王を巡る未来の因縁でもある。事実、一彦の血縁上の父が一彦であるが、一彦から指導を受けた時間でいえば葵の方が長いということは二人に等しく一彦の後継者である資格はあるように思う。

だから、そんな定まらない運命をイヴと葵、せっかく良いダブルスも組めた二人がお互いを否定する結末が定められている争いをしないといけないことが寂しいし、周囲の大人たちに振り回されなければそんな決別を辿ることもなかったのに...とやるせなさを覚える。



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