流星群の観測会を行うために人を集める中見。だけど、慣れない協力プレイ、わざわざ手を貸してくれるみんなのことを思うと不安でいっぱいになってしまう。
そんな中見を見兼ねた先生が、「欠点とはまだ
使い道の見つかっていない才能である」という言葉を教えてくれた。中見のその面倒くさい性格も、いつか花咲かせる日がくるかもしれないと。
そんなみんなと住む世界が違うように感じている中見だけど、同じ悩みを抱える曲を介しながら、この観測会のために、クラスメイトたちと関わりを作ってきた。そして、それは先生の言う花咲く日というのも、実は近いのかもしれないと感じさせる姿として見えていた。