北海道ガイドのアシリパさんと巡るアイヌ文化ツアー。
明治末期の北海道を舞台にした金塊争奪戦というユニークな着眼点はもちろん、思った以上にアイヌ文化の描写に重点を置かれてるところが面白いですよね。
原作は読んでないですが、1期はかなり長い話の序章という感じなので、三つ巴で金塊を巡る勢力が出揃う、顔見せ的な内容。視聴前に番宣イラストなんかを見た印象だと、アシリパさんがもっと戦闘に参加するイメージだったんですが、実際はマスコット的な水先案内人という位置付けだったのが個人的には意外。でも、これでいいと思う。
基本的には暴力が全てを解決するストーリーながら、1期の内容の3割くらいは、グルメあり異文化交流ありのアイヌ文化ガイドなので、それがメリハリになってて面白い。
本格的にアイヌ文化を取り上げたという点でも結構貴重な作品だと思う。