異能バトルアニメの傑作。
学園都市というユニークな世界観が舞台のストーリー、個性的な能力者たちのバトル、そしてキャラクター達の日常と、魅力の多い作品。
特に、「キャラ作りの天才」と言われる原作者の鎌池和馬が生み出すキャラクターは誰もが個性的。
それが作品の面白さを支えている屋台骨の一本と言って差し支えない。
作画も演出も音楽も素晴らしい良作です。
2期までと違って登山の要素が減り、日常パートが増えた印象。その分、人間ドラマに重きを置いている。それでも面白さは維持できているあたり、キャラクターや脚本といった基本的な部分のレベルの高さを実感。
個人的にアルバイト回(ケーキ回)は神回。
ただ、たびたび出てくるここなの貧乏描写や、終盤のひなたの重いエピソードが強いので、全体的になんとなく暗い印象がある。
作画や演出といった見せる部分に関してのクオリティは高く安定していて、これは2期までと同じ。ただ、2期までとは作画が少し変わっているのが少し気になった。
言うまでもなくアニメとしてのクオリティの総じて高い良作です。