☆(1)
「あの寸劇がなければ全国に出る可能性がもう少し上がったんじゃない?」とか「ラブライブって年何回やっているんだろう」とか「そもそもマリーはどうしてそこまで浦の星女学院のことが好きなんだろう」とか「説明会に10人しか来ないならそりゃ廃校になるよ」とか「なんで在校生しかいない学内にあんなにたくさん説明会のポスターが貼ってあるんだろう」とか「ラブライブを目指す目的は廃校阻止もそうだけど自分たちが輝く、つまり自己実現のウェイトも大きかったでしょう?」とかいろいろ思うけれど、とりあえず現状で廃校の阻止を成功させられるのは奇跡じゃなくて権力とか圧力とかそういうストロングな何かだと思うので、もうすっぱり諦めた方がいいと思う。そのうえで浦の星女学院最初で最後のスクールアイドルAqoursとしてラブライブ全国大会を目指して、廃校うんぬんは関係なく純粋に輝きのみを追求すればいいと思う。せっかく結成間もないのに東海地区大会に出場するだけの実力があるんだからさ。
でもどうしようもないことを諦められないことこそが10代のきらめき、もといこの物語が提示している輝きなのかもしれない。