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普通

☆☆☆(3)
 1年以上ぶりに見た。このままだと劇場版を映画館で見れなそうなので……。
 ヴァイオレットは依頼を受けた先輩ドールのアイリスに同行して、アイリスの生まれ故郷であるカザリに行く。そこでアイリスの両親からの依頼で、彼女の誕生パーティの招待状を書くことになるが、そのことがきっかけでアイリスの感情に触れることになる。
 ヴァイオレットがカザリの自然やアイリスの花畑を見て、心を動かされているのが印象的だった。またヴァイオレット自身の謝罪の定義に従うならば、彼女は他人の感情をうまく理解できないことは自分の責任であると考えている、ということなのだろうか。
 アイリスとお母さんのやりとりは見ていられない感じではあった。典型的な田舎の母と一人娘のやりとりというか。そりゃあ帰ってこなきゃよかったって思っちゃうよ……。この機会に、自分が努力して身につけ生計を立てている技術である文章を紡ぐ能力を用いて、両親に自分の思いを伝えられたのはよかったんじゃないかな。職業婦人か~。
 花の名前の女性たち。名前は他人からの贈り物であることが多い。
 社長とカトレアさんって結局どういう関係なんだ……。戸松遥の声は聞き覚えがあるのに、クレジットで名前を確認しないとわからないことが多い。
 ところで自動手記人形って、職業名なのにどうして「人形」なんだっけ、理由ってすでに語られていたかな、すごく気になる。



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