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全体
良い
映像
とても良い
キャラクター
とても良い
ストーリー
普通
音楽
良い

舞台、いわゆる劇団四季や宝塚、ミュージカルが苦手な人にはおすすめできない作品です。
歌や踊り、問答によって話が進んでいくため本作を好きになるか難しいポイントだと正直思います。率直な感想はアニメじゃなくて舞台を見ていたんだというのが、最終的な感想として正しさを持っているように感じます。
ポイントとなるのが、キリンと台場ななというキャラクターです。(個人の感想)
キリンは何故かしゃべるし、何か特別な力を持っている立ち位置で話を進めていくMCの役目を持っており、台場ななはキリンの力を何度も使用しているキャラクターになります。
キリンにはオーデションで一位に輝いた(輝くことがすごく重要)少女の望みを叶える力があり、台場ななは何度も何度も同じ時を繰り返していました。アニメでは中盤を過ぎた頃に判明する事実ですが、試聴していた私は衝撃を受けました。このアニメをよりアニメにする部分が、台場ななが99回公演を繰り返す事によってキリンの持つ力が本物であり、異形なものである事を裏付けるシーンになっています。常に誰かと対決することとなるオーデションですが、この話では9人がメインキャストとなっており、ひかりがイレギュラーな存在として捉えられるのが本来の筋なのでしょう。しかし、台場ななの異様さは特段ひかるものがあり、台場ななが一番のイレギュラー(8人ならペアが簡単に成立する)として見える部分があってこの作品に引き込まれてました。
人を選ぶ作品ですが、ミュージカルが好きな人は是非見てほしいと思います。バナナイス



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