『舞台少女』───
それは未来の舞台少女を目指す、
キラめきに溢れた少女たち。
ある日彼女たちの元に1通のメールが届く。
「お待ちなさい あなたの望んだその星を」
輝く星を掴むべく、
オーディションに集まった9人の舞台少女。
光を求める想いが、執着が、運命が───
舞台の上で交錯する。
今、レヴューの幕があがる。
評価:S
わかります。
イクニ系譜の難解な表現や独特な演出が盛りだくさんなので、好き嫌いは分かれるところ。
泣きアニメ。
アタシ再生産
神アニメです!!
ストーリーが今まで見てきたアニメ作品の中でもトップで面白いです!
戦闘描写もかなり凝っていて
音楽などは場面場面に合わせた挿入歌BGMとしても最高です!!
女×女が尊いです
真矢クロが尊すぎます!
大場ななと言うキャラの顔が良すぎて・・・
劇場版を見たときは限界化しました
完成度がエゲツない。凄い作品。
アニメとして最高だ。
なんだろう、本当に舞台を見ていたかのような……
すごいよね、勢いが もうそのまま勢いで押し切られてしまい、まいりました
ごめんなさい言語化できません
メモ
Date:2021/7/14-2021/8/1
Score:97
先に前情報無しで映画を見てヤバ!?!?ってなったあとYoutubeで一挙公開されていたので映画→アニメの順で入った人間による感想です。
肝心なことなんですけど、映画を先に見ると映画でそれなりにネタバレというか、(アニメ本編について何も知らないので)「エッなんで?」や「そうなん?」となるポイントが幾つもあるため、先にアニメを見たほうが良いです。当たり前と言われたらそれはそうなんですけど…
ただ、映画を先に見てアニメに入った人間としては「ウワ!!ここ!アッこれ映画のあの…!」みたいな気付きポイントがそれなりにあったので、アニメ→映画→アニメ(2周目)が最適解なんじゃないかなあと思います。
まず最初、多分意味がわからんと思う。意味がわからんけど、なんか変な戦いに巻き込まれた?みたいな感覚から始まる。
キャラクターの一人一人に"舞台少女"であるというプライドと個性があって、そして"舞台"に対する感情がある。それが"舞台少女の煌めき"。それを大胆に吐露しながら、全力で命を削り合い、舞台装置と共に舞台の演出として魅せる感情のぶつけ合いとそこまでの流れが素晴らしい。皆が同じ舞台を作り上げる仲間でありながら、皆が主演を奪い合う敵であるという相反した人間関係の構造。わかります。
「劇中劇」。どんなアニメでも、いやアニメーションであるかどうかを問わず、創作作品における"劇中劇"(に類するもの)はその作品全体を通じたストーリーをなぞっていたり、作品に内包されるメッセージを暗喩していたりすることは周知の事実かと思います(それが全ての作品で当てはまるというわけではないですが)。この作品も例に漏れずその類であるものの、モチーフの使い方がもう本当に上手いんですよね~!髪飾り、星、煌めき、塔、舞台、観客席。そういった細かいアイテムによる示唆が上手。何度見ても多分すごい細かい発見があると思ういいアニメです。(1周目並感)
舞台装置が自由自在と言うか…アニメーションならではの滅茶苦茶な、破茶滅茶な演出をぶっこんでくるんですよね。まず学校の一部屋がまるまるエレベータみたいになって地下に行く(1話)っていう時点でもうそこは「そういうモノ!」として受け入れないとこのアニメを理解するのは難しいかもしれません。逆に、こういったギミックを「アニメーションならではの演出」として受け入れるとアニメってやっぱ面白いな~すげえわとなります。
一応、舞台装置の類は舞台少女の煌めきに応じて動いているという設定はあるんですよね。
作中の戯曲(挿入歌)の作詞はOPED含めて全て中村彼方さん。もうね、中村彼方さんすげえよ。先に述べた通りというか舞台シーンの多いアニメなので、戯曲を通じた表現が多分に見られるんですけれども、その言葉選びとかが本当にマッチしてて…すごい!戯曲を歌いながら戦うんですけど、全く邪魔にならないし、それでいてちゃんとキメのタイミングで良い感じの歌詞が出てくるんですよ。すごい良く出来たアニメや……。
シナリオに関して言うと、多分最初は「なんで戦ってるんだ?」とか色々思うことがあると思うんですけど、4話で少し神楽ひかりさんと愛城華恋さんが和解して最終的な目標みたいなものが決まって物語の方向性が見え始めるんですよ。
5話と6話で各キャラクターにスポットを当てて巨大感情のぶつけ合いをやるんですね。舞台劇という舞台装置を使った各キャラクターによる戦闘を通じた巨大感情のぶつけ合い、最高か???
そして7話からこの「オーディション」というシステムの構造が見えてきます。あぁ、これは舞台という名目を借りた、アニメーションという「実験的な作品」なんだなというのを初めて理解することでしょう。
10話まで見たらもう終わりです。終幕まで、一人の観客として、最後まで見届けて下さい。「舞台とは、演じるものと見るものが居て成り立つもの」ですから。
監督は古川知宏さんで、彼はどうやら「少女革命ウテナ」やら「輪るピングドラム」などの監督を努めた幾原邦彦の直弟子らしく、変身(?)シーンや謎のギミックなどウテナっぽいな~と感じるようなところが幾つか見られたのも面白いところではあった。
総評としてはめっちゃ面白いアニメでした!一言で言うとすれば「尊い」(オタクが画像リプでよく使う萌えの上位互換みたいな意味ではなく)、本来の意味で「高貴な/尊まれるべき/崇高な」アニメといった具合です。考察の甲斐もある「深い」アニメでもあると思います。
特に詩的な言い回しや隠喩的な表現が好きな人間には深く刺さるアニメだと思いました。
映画見るまで名前と話題性くらいしか知らなかったけどバリデカい巨大感情ぶつけ合いアニメで良かった~!本当にずっと見たかったのでスタァライト公式のようつべ無料公開配信に感謝感謝ですわ~~
アニメほんへを無事に見終えたので、7週目の来場者特典であるスタッフ本リバイバル目当てにまた映画を見に行こうと思います。
ストーリーに関しては最初意味不明すぎて1話切りしましたが、耐えて完走したら神アニメでした
再生産の舞台、挫けても輝きを信じて掴み取る物語
1話で度肝を抜かれるようなあの衝撃にこの世界観。そこからもう完全に惹き込まれてしまった。
前後半に分けられる物語。
1人1人の物語はどれも楽しく、葛藤もありそれぞれに魅力あるものだったが、特にばななの回は特別なもので裏主人公とまでは行かずともただのサブキャラにはない特別な存在で彼女の物語はその葛藤とループというギミックから目が離せなかった。
そして、華蓮とひかりの章。
互いに引かれ合う2つの星の引き裂かれてしまう運命の脚本を書き換える展開は、理屈抜きにその思いの力に心揺さぶられた。
ばななの物語にも華蓮とひかりの物語にも、自らの運命を打破し真に輝く一等星を掴むべく立ち上がるための物語を感じた。
・ただの悲劇で終わらない物語→安易なバッドエンドを「ノンノンだよ!」と切り伏せる、視聴者が見たかったアニメ!→少女たちが運命に立ち向かう、熱い作品
・百合ヤンデレ、ループものなど、それだけで一作品作れそうなギミックたち→それを1〜2話で使い切る、ぜいたいなシナリオ!→だからこそ、メインギミックは本作だからできた、オリジナリティの高いものに!
・なぞの観客、キリン→彼の真意を理解した時、胸が熱くなることまちがいなし!→ずっと感情を見せなかったキリンだからこそ、最終回では……
・とにかく一話目を見てほしい→それでなにかピンとくるものがあれば、ぜひご視聴を→見て絶対に損はさせない、そんな傑作アニメ