ハッキリ言って、前情報なしに観るのはかなりキツいですが、原作者のバックグラウンドを知れば味わい深い作品です。
非常に女性オタク的(女性的ではなく、文化圏としての女性オタク的、念のため)な感性で作られた作品だと思いますけど、それがああいう背景を持った人から出てくるのがとても面白いですね。
意識的に、私のような人間が喜ぶ「きらら」的な会話劇にはならないように作られてる気がします。
和田の人間性は陰キャというよりフェムセル的だと思いますけど、ああいうキャラクターが氏から生み出されるのが(同じこと言ってますけど…)面白いし、だんだん彼女の愚かさが可愛く見えてきて良かったです。
色々な意味で味わい深いアニメでした。