ネット版にはないP音処理にイラッとしたが、処理のアバウトさが変な面白さを醸し出してた
マンガのジパングやアニメのアルペジオの潜水艦と艦船の戦いは見てて楽しいなと思ってきたが、今回の戦いはそれと比べるとちょっと物足りなかった。というのも自分が面白いと思うのは船同士の戦いを知的な頭脳戦として、お互いが相手の裏をかくという様子が面白い。
ただし、そうした頭脳戦では主人公達の他に敵キャラクターが存在しないと成り立たない。ところが、視聴者の最大の関心は、主人公達の存在をこの世界はどう受け止めているかというところだと思う。その真相が発覚するときが最大の盛り上がりになるのに、通りすがりの潜水艦の艦長を登場させると彼の言動によってその真相があっさりバラされてしまう。そう考えると敵側の事情が描かれなかったのは納得できる。
しかしながら、あれこれ理屈をこねてみたもののこの先どうなるんだろうというワクワク感が弱いなあ。
昔単行本を読んだときは仗助が戦う動機はこいつが主人公だからという程度の浅い考えだった。この回の仗助のセリフでより彼の考えを深く考察できた。仗助は亡くなった祖父の代わりに母を守ることが戦う動機の根本にある。母を守ることとは単に身の安全だけでなく、母と祖父と3人で暮らしてきた思い出の町の平和を守ることも含まれる。仗助役の小野さんの熱演がこんな考えを引き出した。声優の力ってすごい。
ちゃんりなのデレ、耳元ささやき、ヤンデレコンボで3乙。さらにいのすけの罵倒にジョルノのにゃでさらに2乙。
それをさらに東京MXとBS11で2回見たから倍の10乙でフィニッシュ
ガルガンティアを思い出した。異世界から来たパイロットが新しい世界に馴染んでいく過程が似ていると思った。ただ、こちらは同じ日本人なので共感しやすいだろう。お坊さんとか。
少しずつ1期の謎が埋まりつつも1期で描かれた未来にどうやって進んでいくのか気になってしまう。
前話のカップヌードルのように時代を表現するアイテムに食べ物が使われて、この時代に食文化の大きな変化があったこともわかる。もし、神化50年代60年代が描かれるならどんなものを使うだろう?想像するのが楽しい。
さて、今回は改めて超人と人間の違いとは何かを考えさせられる回。舞台が特撮マニアが泣いて喜ぶ場所だった