アバッキオの結末は知っていたが、もう一度見てもその無念さが伝わる。
また警官の語りが宣教師のようだが、偉そうすぎない良い口調で好き。
ー我々はいずれ真実に辿り着くのだろう。向かっているのだからな。ー
それにしてもナランチャは「いくんだよォ〜」でついてきてくれて良かった。一人血気盛んで感情的なキャラがいると悲劇が際立つ。
ところで時たま漫画の世界には、現実とは異なるその世界の法則(例えばスタンド、悪魔の実など)からも逸脱した能力を持つ存在が現れることがあり、ジョジョではそれがラスボスに顕著な特徴である。ディアボロの場合、肉体増強はまだ現実の拡張(二重人格による肉体の違いとして説明されていた)として捉えられるだろうが、母親や子供を仮死状態にして捉える能力は最終的にスタンド能力でもなかったはずである(多分)。しかし、私は不思議とこの理不尽な設定は違和感なく受け入れられる。ラスボスだから特別視できると言うのもあるし、何よりこれはジョジョの「奇妙な」物語なのである。よって、世界自体にスタンド以外の奇妙な現象が発生しても自然に感じられる土壌がある。26か27話で占い師がディアブロの本質を看破していたりと、スタンド能力以外の能力の存在が明確に仄めかされていることにも触れておく。
結局何が言いたいのかと言うと、転スラのカグラザカユウキが持つサイコキネシスは突飛すぎて好きでは無いです。