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夕を知らないか聞かれる中、にこやかにいいえと答える優子。夕を不幸にしないで。その凪の想いが夕に届くのか…。

そこからの優子と夕。交互に溢れる想いを吐露する描写が熱い。そして、先生が書き上げた妹の姿。そして火事の長い、長い描写は印象的でした。

久瀬に迫る死への恐怖。全てを捨てたはずなのに溢れる怖さ。それは一人であることへの怖さ。そんな中差し伸べられた一通の手紙。開いた扉。はたして…。

そして、ラスト。ミズキの口から発しられたその名前に、夕の反応はいかに…



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