設定としてはAIによる反乱を阻止するというアンドロイドものとしては王道(だがそれがいい)。それにさらにAIによる反乱を阻止するべく過去を修正するというタイムリープものまでくっつけてもうみんな大好きな設定。
とはいえ話の軸はVivyの成長物語で、「心を込めて歌を歌うとは?」があり話がすすんでいく。このあたりはヴァイオレットエヴァーガーデンのヴァイオレットちゃんが「愛しているとは?」を一つの主題に置いてヴァイオレットちゃんの成長物語を描いたのと似たものを感じました。
「100年の旅」と書かれているように100年という長い時の進め方をどのようにやっていくのかなと思っていましたが、ADVゲーのようなシナリオ(世界線)分岐のような表現がされているのも好きでした。
各パート毎に入る戦闘シーンもすごかったし、歌もよくてオリジナルアニメとしてはかなり満足のいく作品でした。