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良い

2023.9.12(火)視聴。

8話を「バンドリ史上、最もギスギスした(ギスドリ)お話だったかもしれない」と述べた。
9話はそれを乗り越えていった。

アバンでは、そよの幼少期から中学までの回想が描かれた。
「どうして自分で決めずに、相手にあわせるようになったか」が鮮明になった。
もともと判断の軸を相手に置く人=相手の期待に応えるために自分を犠牲にする人だったのね。
 ⇒ "八方美人"という意見があるが、私は違和感あり。
  「相手の期待に応えることで自分をよく見せようしている」ように見えない。
自分を犠牲にしてまで大切にしていた"CRYCHIC"が空中分解したのはとても辛かっただろうて。

自分の心の拠り所をつくるために、"CRYCHIC"を復活させるために、立希と燈を繋ぎ止め、要らない2人を寄せ集めた(と主張している)
一方、「燈ちゃんさえいればいいんでしょ」と、そよに図星を突かれた立希も、新しいベースを入れて前に進ませようと無理を通した(=迷走した)。
結果的に、自分の存在意義を否定されて、愛音が離れるきっかけを作ってしまった。
バンドは「頭数と楽器さえ揃えば誰でもいい」のではなく「このメンバーでなきゃ」が無ければ続かないものであると、改めて認識させられた。

そよも愛音も、メンバーとして、仲間として、友達として、必要とされたいのだと思う。
特にそよは、その言葉を待っているように感じる。
救いを求めて彷徨っているようにみえる。
立希に「愛音を利用した」と言っているが、心の底からそう思っているとは思えない。
 ⇒ 嘘ついているときに髪をいじる癖があるならば、たぶん本音ではない気がする。
   敢えてこういうふうに突き放すことで、相手から必要とされるのを期待していると考える。

2人の救世主が、燈と立希であってほしい。
燈は、そよと愛音のどちらかを選ぶことはないだろう。
再び空中分解の危機を迎えている。
「どちらも必要だ」という思いを伝えないと、"CRYCHIC"と同じ末路になるだろう。
特に燈は、思ったことがちゃんと言えない小動物キャラを卒業して前に進む必要がありそう。
立希と燈が、曲と歌詞で、2人に思いを伝える展開が私の期待値。

【伏線】
1.急に出てきたsumimiは何者で、今後どう関わるのか。
 # 2、3話では登場せず。4話でやっと登場。どうやら初華(うい)は祥子(さき)とLINEで連絡を取り合う中みたい。
 # 5話ではライブビジョンに出ただけ。6話では花咲川に通っていることが判明。7話、8話で祥子とコンタクト有。
 # 9話は登場せず。

(NEW)2."8話"で、祥子は初華(sumimi)に何を相談したのか。

3.そよは、なぜ「CRYCHIC」に拘るのか。「CRYCHIC」を復活させると、そよにどんなメリットがあるのか。
 # これが謎。もし自分のために友達を利用しているのならば、復活させることが利益になる理由が欲しいところ。

4.なぜ祥子は急に「CRYCHIC」を辞めたのか。
 # スマホをみて驚いたのはSNSでの中傷かと思ったが、その後月ノ森を辞めて羽丘に転校していることから、別の要因かと思った。
 # そよが辞めた理由を聞いても応えてくれず。5話では登場せず。6話では「話をつける時が来た」と言っており、明らかになりそうな予感。
 # 「月ノ森に行けるわけがない」というところも気になる言葉ではある。7話でも触れられず。8話、9話でも未だ不明。

5.睦が「私はバンド楽しいと思ったことは一度も無い」と語った真意は何か。
 # 言葉通り受け取ってしまえば、燈が傷つくには十分な飛び道具だが、ちょっとそうは思えない。
 # 祥子とは幼馴染であることから、何か意図があるのでは。5話では登場せず。6、7話では触れられず。8話、9話でもわからない。



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