「リードをつける」のは、"つける側"が"つけられる側"を支配する行為だと思っていた。
"つけられる側"がどこかへ行かないように、"つけられる側"が他の人間や動物に迷惑をかけないように、"つける側"が監督・管理するために「手綱を締める」のだと考えていた。
しかし「リードは信頼の証」というセリフで気が付いた。
信頼が無ければ、リードはつけられない("つけられる側"に嫌がられる)。
一方的な支配ではない。対等な信頼関係があることが重要なのだ。
私の中で「リードをつける」ことの意味合いが変わった。
そういう意味だと、猫がリードをつけて飼われないのは……
警戒心が強くて信頼関係が生まれないのだろうか。
視聴日:2024/3/9(土)
脚本:井上美緒/演出:野呂彩芳