とにかく全てにおいて美しい作品だった。
細やかな表情や感情の動き、映像、ストーリー、何を取っても素晴らしい、そう言いたい。
言いたいけれども、個人的にはヴァイオレットに向けられた「愛してる」、彼女が抱いた「愛してる」は私が思っていたものと異なるものとして描かれていた。
それ故に結末は本当に良かったと思う中で、どこか引っかかりを感じてしまった。
それでも絡まる想い、優しさ、葛藤、全てが涙を誘うとても良い作品だった。
たくさんの困難(という一言にはまとめられないけれど)の中、これだけ素晴らしい作品を作り上げてくださった製作陣に最大限の感謝を。
本当にありがとうございました。