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全体
とても良い
映像
とても良い
キャラクター
とても良い
ストーリー
とても良い
音楽
とても良い

原作未読、四畳半神話大系も未読未視聴。奇人変人しか出てこない京都の夜の不思議体験を描いたもので、原作では季節が分かれていた春の木屋町先斗町での飲み歩き、夏の古本市、秋の学園祭、冬の雪中行を一晩にまとめているらしい。背景美術に加えて場所のチョイスがいちいちリアルで、作中のキャラクターは皆荒唐無稽な変人であるにも関わらず、どの人物もそこらに居そうな奇妙なリアリティがあり、不思議な出来事もあの時代のあの場所ならもしかしたらギリギリ起きるかもしれないと思わせてくる。気になって作者のプロフィールを確認したところ、同時代に同じ大学で過ごしていて思わず納得してしまった。
乙女が先輩を好きになる理由はまったくもって理解できなかったのだが、これはそういうところに拘る作品ではない。奇妙な人物たちとその繋がりが、現実と幻想の狭間で織りなす奇妙な体験を、京都という舞台で生き生きと描く、それが出来ていれば100点なのだろう。
ただし、これは私個人が持つ京都への思い入れや体験が評価をブーストさせているため、大半の人にとっては一段階下がるのではないだろうか。



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