2期が話数を絞っていて黄金郷はやらないと聞いた時は多少がっかりしたが、始まってみると北部高原の3人の旅程、その中で立ち寄る様々な集落、その地の人々の危険と隣り合わせの暮らし、日常と苦労、穏やかな喜び、故郷を思う様子とそれに応じる過去のヒンメル一行、現在のフリーレン一行、そしてそのつながりが丁寧に描かれていて、1期よりも楽しめた。原作ではさらりと描かれたバトルシーンも渾身の気合で作画されており、一部過剰な感はあるもののショボい作画に比べれば文句を言うようなものでもない。世界・背景美術、人物作画、演技、演出、アニメーション、劇伴、OPEDと粗らしい粗がない、完成度の高いアニメーションに仕上がっていた。神技のレヴォルテの回で原作との違いを確認したくて久々に漫画を読んだのだが、原作の時点で結構面白かったはずなのに、アニメを見たあとでは物足りなくなるくらいにこちらの出来が良い。素晴らしい。