中村光みたいな日常ギャグにまぜて、少しずつ終盤にかけて霧尾の過去へ近づいていき、周囲の人間もそこに向けて真剣な感情を見せていくという構成ではあるのだが。タイトル的にも最終回の展開としても、波と藍美の関係がメインテーマということになる。波については3話ぐらいのほのめかしでもうわかっていたことではあるものの、最終話の締め方はそこだけ取れば良くはあった。ただ、全体としてみれば霧尾の話とそれにまつわるギャグの時間が長く、終盤で急に真面目な話をされるのも、その後で急に波にスポットあてられるのも若干戸惑いがある。
ギャグ自体も基本的には似たパターンの繰り返しのため、わりと早期に飽きてしまう。4~6話完結ぐらいでギャグの比率がもうちょっと抑えめか、12話かけて藍美と波が関係を変化させていく過程を描いているならちょうどよかったかもしれないが、始まった時から藍美と波の関係がほぼ完成されており、日常描写が終盤に向けた関係性の変化の描写としては機能していないように見えるのが高く評価しづらいところ。