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全体
良い
映像
良い
キャラクター
とても良い
ストーリー
良い
音楽
良い

1stに続いて味方側のキャラクターは前向きで無能もおらず、気持ちよく見られる。映像もキャラデザの古さ以外は気にならないし、戦闘作画はかなり良い。しかし、物語は1stには届かなかったかなという印象。

後半はやてが魔法少女として覚醒し、4騎士を呼び戻して味方になる展開はとても熱くて良く、エンディングも素直に良いのだが…そこまでの展開には色々と疑問や違和感があった。特にリインフォースの動き方…1stはフェイトやアルフ、フェイトの親の動機を理解しやすく、お互いの願いが素直にぶつかっていると思えたのだが、今回はリインフォースの行動原理が今ひとつ呑み込みにくい。ナハトヴァールの影響を加味した上でも、勝手なゴールラインを設定し、はやての願いを勝手に曲解して行動しているように見えてしまう。また、本来の夜天の書が別に悪いものではないのだとしたら、結果的には時空管理局+4騎士で対処できた問題になぜこれまで助けを求めて解決しようとしてこなかったのだろうか。終盤の展開に持っていくために無理をしているように感じてしまった。車椅子の子どもが一人暮らしで大人3人子ども1人を囲っていけるのも不自然ではあり、今回は敵側の動機の立脚点にもなるから気にはなるが…事故で全員死んで保険金で暮らしてるとかなのかな?これは成立の余地はある。
そして後半はほぼすべて長い長いバトル描写として物語を展開させるため、4騎士を含めた人間的描写が不足気味で、1stに比べると対立の必然性、葛藤と解消のカタルシスが弱く、ドラゴンボール的にバトルで魅せる方向に寄ったのはやや残念。劇場版だからこそさらにそう見えやすいのかもしれないが、騎士4人はさすがに多すぎたのでは…?焦点が散漫になった印象がある。エピローグで補完はしているが、リインフォース+騎士1人ぐらいでもうちょっと敵側を掘り下げた方が良かったような。

1stから続けてみると色々気になるところはあるけど、なのはとフェイトが仲良く暮らし、戦ってるところが見られて、はやての覚醒、共闘、終盤の勢いのある展開だけでも楽しめたのは間違いない。エピローグを厚めに描いてくるのもこのシリーズの良いところで、エロゲシナリオの影響を強く感じる。「永遠なんてないよ」もエロゲ出身の原作者らしく、原点とも言えるTacticsのカウンターを狙ったようにも見えて面白かった。



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