まぁ…プロット的には今のところだいたい良くない方よりの予想どおりではある。加えてクレマチス加入すらビオラの差配だったとなると、数少ない前向きに見える大きなアクションすらビオラムーブで、初ライブもあっさりなだけじゃなく単にビオラ劇場の延長線でしかなかったということになり、ますますいまひとつに見えてくる。あ、大人の判断や対処がこのタイミングで入ったのは良かったと思う。都子の動きはすれ違いといえばすれ違いなんだろうけど…そこまで都子のこと掘ってない状態だと、ビオラの影響をおいておいたとしても、すれ違いでのギスそのものは取ってつけたようにも感じて入り込みづらい。
バンドっぽいやり取りがはじめて出てきたのは良いところだが、相変わらずそれが物語とあまり絡んでいないというか…バンドとしてある程度コミュニケーションが取れてる描写の直後に喧嘩してじゃあ解散しますとなると、あれはなんだったの…となってしまう。物語的には都子の浮いてる姿を見せたかったついででしかないのだろうけど、これまでにバンドのやり取りがなさすぎたせいで、都子が浮いていたとしてもそれなりに仲が深まっているように見えてしまう。あっさりした初ライブ後にクレマチス加入の経緯が描かれたり、楽曲を絡めた初の練習のやり取りがこのタイミングだったりと、意図はしてるのだろうが構成がすべてビオラ起因の人間関係に向いていて、要所での小さなカタルシスや盛り上がりもなく、やはりバンド自体は添え物なのだなぁと改めて感じてしまった。まぁ、普通に考えればここで一回空中分解して、それぞれのバンドに対する思いや姿勢を問い直しつつ和解して、ビオラ打倒してライブして最終回なのだろうけど、空中分解までの尺がビオラに振り回される描写により過ぎてて、見てる側としてもこのバンドにそんなに思い入れないのだけども…。
作画音楽はとても気合入ってるB級作品という見方をすれば別に全然悪くはないのだが。