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良い

前回の事件でのボラクチン側の動きが明らかになり、各陣営への影響がファーティマ視点で語られる。ボラクチンにいいようにやられていたことにようやく気づき、ドレゲネを支えていくことを決意した、ということで基本的には楽しめる内容。ただ今回、その受け皿となるべきグユクの人物像はこれまたかなり誇張気味に見える。オゴタイもかなり妙なのでこのあたりはもうある程度作劇上の都合として受け入れていくしかないのだろう。オゴタイには既に若干のあやしさを感じているが、作劇としてうまくまとまっていくならそれで良い。
今回も含めてこれまで何度も繰り返されていて気になるのが、ファーティマの演技・演出。こいつ、嘘をつく時だけ明らかに表情、しぐさ、話し方が違う、というか本当にうさんくさくなる。あえてわかりやすくやっているのは理解するが、ボラクチンは政治的に有能である設定になっているのだから、このレベルだと見抜けない方が不自然になる。少なくとも現状ボラクチンは、ファーティマを自らの目的のために問題なく利用できると判断している描写に見えるため、違和感が強い。あれだけ露骨に裏がありそうな態度を見せている相手なら、利用するにしてももう少しアプローチの仕方が変わるだろう。
政治劇としては、こうした重要人物との虚実交えた会話が鍵になるのだから、視聴者にだけわかる「嘘のサイン」と、作中人物にも当然見えている表情やしぐさの区別は、もう少し慎重に扱ってほしい。



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