元のキャラをあまり崩し過ぎてしまわないように…という配慮もあったのかもしれないけど、せっかく作品の枠を越えての共演というミラクルな舞台設定なのに、みんな大人しいな…という印象。
もっともっとはっちゃけても良かったのでは?
元の実写ドラマ版を知っているのでどうしても比較して観てしまったところはあるが…それにしてもアニメ化に際して「何を描くか」という部分が絞り切れてなかった感がある。
「雰囲気」だけで投げっぱなしのストーリーでも別に構わないが、その「雰囲気」さえぶち壊すような異物感のあるシーン・エピソードがあって、スタッフ間でイメージが共有されてないのでは?とすら感じてしまった。
自分の体験を元に作った歌を自分が主役のミュージカルで演じるとは、けっこう良い度胸をしているw
この子の場合は、呪いでしゃべれなくなった(と思っている)のであって、本質はすごく積極的な気質なのかもしれない。元は「口から先に生まれてきた」と言われるほどのおしゃべりだし。
ラストはあれで良いと思う。主役ふたりがくっつく事だけがハッピーエンドじゃない。